栄養改善

〈連載第1回〉 低栄養の予防

介護保険の改定に伴う虚弱老人の自立支援を目的とする新予防給付の3本柱の1つが低栄養の予防である。栄養状態の如何は疾病のみではなく老化の速度に大きな影響を与える。低栄養の進行は、ときとして老化そのものの進行のようにみえるものである。加齢にともない、20歳代から筋肉や骨は減少していく。体脂肪は一定の年齢まで増えるが、ほんとうに老化すると、これも減少してくる。これらの加齢変化は老化ともにいえるし低栄養化ともいえるのである。



〈連載第2回〉 低栄養の予防

前回は低栄養の要因とサインに関する6か条を説明しました。この中で、血清アルブミンが4.0g/美馬にになることをサインの1つに含めました。地域住民の平均は4.4gくらいなので4.0g未満ではやや低栄養に傾いています。 この血清アルブミンが低下すると余命が短くなり、寝たきりのリスクが増し、肺炎の原因になることが筆者たちの研究で明らかとなりました。したがって、筆者たちは20年前からこれおを老人保健法の基本健康診査の検査項目に入れることを主張してきたのです。今回、4月から施行される老人保健法の改正により、65歳以上の住民かの検査項目に入れられるようになったことは大変喜ばしいことです。



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