レク日記 第35回 「講師を選ぶ高齢者施設に」
先日、 ある企業が高齢者施設で音楽療法を公開するというので、見学させてもらうことになりました。
自分なりの見学のポイントは、次の3点でした。
○参加者の反応
○指導者のことばがけ
○ プログラムの構成
参加者の反応は良好で、指導者に導かれよく手が動いていました。
が、むしろ動かせ過ぎといった方がいいくらいで、施設からも指導時間短縮の要望があったくらいでした。
聞くところによると、このプログラムは、まだ、導入段階で、今後、改良の余地が多分にありそうです。
私が、もっとも注目したのは、指導の内容より、その報告書(指導者側が作成したもの)の内容でした。
まず、報告書の大半を占める参加者の写真。そのどれもが、笑顔で楽しそうに写っているものばかりでした。
確かに間違いではありませんが、実際の様子を見ている私からすれば、写真から見る笑顔は、実際より も誇張されているようでした。
また、「参加者の感想」の欄には、大きな文字で 「楽しかった」「また参加したい」など抽象的なことばが並んでいました。
その反面、指導者側の所見は見当たりませんでした。
施設からの時間短縮の要望には、「対処可能」とありましたが、これも本来は任された時間を消化できなかっただけであり、
1時間なら1時間の内容をしっかり練り上げるべきではないでしょうか。
指導提供側が大企業なだけに、時間と予算をかけて今後の健闘を祈りたいものです。

